United States, United States, page #3,073

ネブラスカ州( )は、アメリカ合衆国の中西部にある州である。州都はリンカーン、最大の都市は州の東端にあるオマハ市(人口390,007人)である。州の北はサウスダコタ州に、東側はアイオワ州とミズーリ州に、西側はワイオミング州とコロラド州に、南側はカンザス州に接している。東側の州境にはミズーリ川が流れている。州の大部分は平坦なグレートプレーンズに属しており、西部にはスコッツブラフ、チムニー・ロックなど巨大な岩がある。アメリカ合衆国を構成する50州の中で唯一、州議会が一院制である(他の49州は全て両院制)。州名の由来ネブラスカとは、古代オトー語のÑí Brásge(発音|ɲĩbɾasꜜkɛ|、現代オトー語Ñí Bráhge)、あるいはオマハ語のNí Btháska(発音|nĩbɫᶞasꜜka|)から来ているとされており、いずれも州内を流れるプラット川に因み「静水」を意味している。歴史ネブラスカ州となった地には川沿いを中心に数千年前から様々な文化を持った先住民族が住んでいた。インディアン部族としては、オマハ族、ミズーリア族、ポンカ族、ポーニー族、オトー族、さらにはラコタ族(スー族)の様々な支族が知られている。1804年から1806年にかけて行われたルイス・クラーク探検隊よりもさらに前に、フランス系カナダ人の探検家(1739年のマレー兄弟など)が現在のニューメキシコ州サンタフェでの交易に向かう途中でこの地域を横切った。その後、スペインが地域の領有を宣言していた。. [read more]