Pennsylvania, United States, page #22,600

オリンピア は、アメリカ海軍の防護巡洋艦。艦名はワシントン州オリンピアに因む。現在フィラデルフィアで博物艦船として公開される。艦歴オリンピアは1891年6月17日にカリフォルニア州サンフランシスコのユニオン鉄工所で起工する。1892年11月5日にアン・B・ディッキーによって進水し、1895年2月5日に艦長ジョン・J・リード大佐の指揮下就役した。就役後オリンピアはアジア戦隊の旗艦任務に就く。米西戦争ではマニラ湾海戦を含む数々の戦闘に参加し、1899年9月に本国に帰還した。本艦上で艦隊の指揮を執ったジョージ・デューイ代将は「きみの準備ができたら撃っていいぞ、グリッドレイ艦長」という有名な命令を発し、パトリコ・モントージョ将軍率いるスペイン艦隊を撃退した。デューイ提督が命令を発したとき立っていたと考えられる場所は現在艦上に記され展示されている。1902年から1906年までオリンピアは大西洋、カリブ海、地中海で活動した。1909年からは海軍兵学校の訓練艦として不定期任務に就く。1912年から1916年までサウスカロライナ州チャールストンでバラック船として使用され、その後再就役する。オリンピアは第一次世界大戦から終戦直後にかけて大西洋、北極海および地中海で活動した。オリンピアは1920年7月17日に CA-15 (重巡洋艦)、1921年8月8日に CL-15 (軽巡洋艦)に艦種変更された。1921年10月11月にオリンピアは「第一次世界大戦」の無名戦士の亡骸を本国へ搬送した。. [read more]