New York, United States, page #43,442

ラガーディア空港(ラガーディアくうこう、)はアメリカ合衆国ニューヨーク市クイーンズ区にある国際空港。概要ジョン・F・ケネディ国際空港、ニューアーク・リバティー国際空港と共にニューヨーク都市圏の空港の一つである。その管理、運営、警備はすべて同地域の地域開発公団であるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が行っている。マンハッタンの北東部、クイーンズ区に位置し、主に国内線と、アメリカ国内とカナダの各都市を結ぶ国際線が中心の空港である。税関や検疫の施設は存在していない。騒音問題、環境保護の点から、一部の例外を除き、ボーイング767型機やエアバスA300型機などのワイドボディ機や、飛行距離約2,400km以上の路線の発着は行わない。一応国際空港ではあるが、入国審査と税関検査は一切行われていない。そのため、現時点でこの空港を利用できる国際線は、米国外での出発空港にて事前入国審査が行なわれている15空港のみに限られる。現実的に飛来するのはカナダの複数の路線と、バハマのナッソー、アルバのオラニエスタッド程度である。歴史第二次世界大戦前の1939年にニューヨーク市立空港として開港した。開港当時はアメリカ大陸横断路線などの長距離線も就航していた。名称当初「ノースビーチ空港」と呼ばれ、その後、アメリカ航空界のパイオニアの一人である飛行家・航空機開発者のグレン・カーチスにちなむ「グレン・H・カーチス空港」の名称が与えられたが、1953年に至って、1934年から1945年までニューヨーク市長を三期務めたフィオレロ・ラガーディア (Fiorello H. [read more]