Lodging - Kangwŏn-do, North Korea

柳京ホテル(リュギョンホテル、りゅうけいホテル)とは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌直轄市普通江区域にて建設途上にある大型商業宿泊施設である。沿革建設の経緯北朝鮮が1988年のソウルオリンピックに対抗して開催したとされる第13回世界青年学生祭典(1989年)に間に合わせるべく、1987年に起工された。設計および建設は白頭山建設研究院 (Baikdoosan Architects & Engineers) による。北朝鮮の威信をかけた「世界一のホテル」として建設され、当時韓国一の高さを誇ったソウルの63ビルや韓国の双竜グループが1986年にシンガポールに建てた当時高さ世界一のホテル・ウェスティン・スタンフォード・シンガポールよりも高くすることを目指したとされる。ホテル名は平壌の旧称である「柳京」から取られ、建設段階から国外へ向けての宣伝を行い、地図にも掲載されていた。しかしあまりにも巨大な施設のため世界青年学生祭典には間に合わないことが明らかになり、急遽両江ホテルと西山ホテルが建てられた。その後ホテルの完成そのものが危うくなるにつれ、北朝鮮当局は不足している資金や建設技術を日本など西側の外資を誘致することで解決しようと画策、建設中にもかかわらず外国人ツアーの経路に柳京ホテルを入れたり、投資会社 (Ryugyong Hotel Investment and Management Co. [read more]