Lodging - Shizuoka, Japan, page #35

アクトシティ浜松(アクトシティはままつ)は、JR浜松駅北東の浜松市中区板屋町および同区中央三丁目にあり、市有施設と民有施設によって構成される複合施設群である。2009年(平成21年)現在、静岡県内で地上高のもっとも高いビルであるアクトタワーを擁している。外観は、音楽の町・浜松を意識して、ハーモニカをモチーフにしている。概要AゾーンからDゾーンの4つに分かれており、 Aゾーン(板屋町111-1、市有) - 大ホール、中ホール、コングレスセンター Bゾーン(板屋町111-2、民有) - アクトタワー(複合商業ビル) Cゾーン(中央三丁目12-1、市有) - 展示イベントホール Dゾーン(中央三丁目9-1、市有) - 浜松市楽器博物館、研修交流センターで構成されている。各ゾーンは2階の高さで回廊で結ばれ、動く歩道も設けられている。回廊はJR浜松駅まで伸びている。旧国鉄浜松駅周辺の連続立体交差事業による貨物駅機能の同市中区森田町への移転(現・西浜松駅)に伴って市が森田町の土地の代わり(換地)として取得した貨物駅跡地と、後に国鉄清算事業団から市が約400億円で取得した土地をあわせて一体開発した。浜松市と第一生命保険(以下、第一生命)、三菱地所が事業主体となり、1991年(平成3年)に建設を開始、1994年(平成6年)10月7日に落成した(Dゾーンのみ1995年4月落成)。Bゾーンの土地は超高層ビルの建設を含む開発整備の実施を条件として、複数の共同企業体による建築設計競技を経て、市から第一生命と三菱地所に約567億円で売却されたものである。当施設の建設事業は駅跡地という空き地を開発したものであるため、厳密には再開発事業ではないが、周辺の再開発とあわせて一般には市街地再開発事業と認識されている。Aゾーン(ホール、コングレスセンター)大ホールでは日本初となる四面舞台を活用したオペラやオーケストラ演奏会のほか各種学会などが行われることも多く、施設は人口規模に比較して充実しているといえる。. [read more]