Shizuoka, Japan, page #485

狐ヶ崎駅(きつねがさきえき)は、静岡県静岡市清水区上原にある静岡鉄道静岡清水線の駅。駅番号はS12。駅構造ホームは1面2線の島式ホーム(昔は対向式ホーム)で、橋上駅である。出口は1つ、エレベータが2基ある。新清水方に非常用の上下渡り線が設置されている。これは後述の狐ヶ崎ヤングランドへの乗客輸送のため、かつて同駅発着の臨時列車が設定されていたことの名残である。かつては単式ホーム1面、島式ホーム1面の2面3線構造のホームで、単式ホームは多客混雑時に運行された当駅折り返しの臨時列車用の臨時ホームであった。その後遊園地が閉園し、臨時ホームと線路が撤去され駐輪場となったが現在も運行障害時に折り返しが出来るように渡り線は残されており、2011年10月1日のダイヤ改正で使用が開始された幕には「新静岡 - 狐ヶ崎」の行き先が新たに追加された。のりば利用状況「静岡市統計書」によれば、2015年度の一日平均乗車人員は2,577人、降車人員は2,402人であった。この乗降人員数は静岡清水線全15駅中4番目である。なお、同統計によれば、近年の乗降人員は以下の通りである。駅周辺狐ヶ崎は鎌倉幕府創設に貢献した梶原景時とその一族が鎌倉からの追手に殲滅された地である(葵区の谷津山南側の曲金地区という説もある)。鎌倉御家人の吉香友兼が景時の三男景茂を討ち取った備中青江為次の太刀は、名刀「狐ヶ崎」と呼ばれる。友兼は翌日に戦傷死したが、子孫の安芸国人吉川氏、さらにその家系を簒奪した毛利分家旧岩国藩主吉川氏のもとで、伝来の家宝として拵えともども管理され、岩国市の吉川史料館で保存されている。刀身、拵えとも国宝に指定である。刀身は、いかにも平安末から鎌倉前期らしい、ふんばりの付いた見事な元反りの刀姿と、古青江らしい澄んだ直刃と地肌が特徴で、美術的価値を高く評価されている。拵えは、源平期から鎌倉初期の武士の刀装のありかたを示す貴重な歴史的史料である。狐ヶ崎ヤングランド(現:イオン清水店。店内にボウリング場「ヤングランドボウル」がある)上原堤静鉄自動車学校. [read more]