Lodging - Oita, Japan, page #14

松原ダム(まつばらダム)は大分県日田市、一級河川・筑後川(大山川)の本川上流部に建設されたダムである。概要国土交通省九州地方整備局が管理を行う国土交通省直轄ダムで、高さ82. 0メートルの重力式コンクリートダムである。1953年(昭和28年)6月の昭和28年西日本水害による深刻な被害を契機に、筑後川水系治水基本計画に基づいて上流の下筌ダム(しもうけダム。津江川)と同時に建設された。筑後川の治水、福岡市をはじめとする福岡都市圏への利水、及び、水力発電を目的とした特定多目的ダム。ダム建設に際して起こった「蜂の巣城紛争」は日本最大級のダム反対運動としても知られている。ダムによって形成される人造湖は、地元の特産であるウメにちなんで梅林湖(ばいりんこ)と命名された。沿革1953年(昭和28年)の昭和28年西日本水害は筑後川水系に未曾有の被害を齎し、敗戦で損害を受けた久留米市等に更に追い討ちを掛けた。これを機に建設省(現・国土交通省九州地方整備局)は筑後川水系に多目的ダムを建設して洪水調節を図る「筑後川水系治水基本計画」に着手。この中で筑後川本川の日田郡大山町久世畑地先に「久世畑ダム」を計画したが町ぐるみの反対にあって断念、現在の地点にダム建設を図った。この際に地元住民への説明不足に端を発した反対運動は「蜂の巣城紛争」として13年間に亘り続いたことは余りにも有名で、その後の公共事業の進め方を根本的に変革した(詳細は下筌ダムの項参照)。ダムは1973年(昭和48年)に完成した。型式は重力式コンクリートダム、高さは83. [read more]

杉乃井ホテル(すぎのいホテル)は、大分県別府市の別府八湯のひとつ観海寺温泉にある大型リゾートホテルである。客室総数592室、収容宿泊客数2,636名で、別府市では最大の規模を持つ。オリックスグループ。歴史1944年8月開業。1966年に新館(現HANA館)、1967年にスギノイパレス(劇場や大浴場を備えたレジャー施設)、1971年に本館を建設し、収容客数で別府一の巨大ホテルとなった。団体旅行客を主なターゲットとし、関西地区を中心にテレビCMを盛んに流すなどの積極的な広告宣伝戦略により、高度成長期には経営的に大きな成功を収めた。1980年代以降、団体旅行客の減少や、施設の陳腐化などにより収益が悪化した。また、労使紛争の泥沼化で1990年にロックアウトが発生して、対外的な信用を大きく損なった。このため経営が行き詰まり、2001年5月に137億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請するに至った。再建にあたっては、所有と運営の分離が図られ、運営については加森観光がスポンサーとなり新設された「杉乃井リゾート株式会社」が行い、土地や施設はオリックス不動産が出資する「株式会社杉乃井ホテル」が所有することとなった。しかし、2008年9月1日、加森観光は保有していた「杉乃井リゾート株式会社」の全株式をオリックス不動産に売却し、杉乃井ホテルの所有及び運営はオリックス不動産グループに一元化された。2003年以降、老朽化した施設の更新が行われ、展望露天風呂「棚湯」、高齢者対応客室「Good Time Floor」、スパ施設「Spa the Ceada」などが新設されている。2003年11月にオープンした「棚湯」は、スギノイパレス内の旧「夢の大浴場」・「花の大浴場」を取り壊し、その跡地に新たに建設された日本最大級の露天風呂である。高台にある地形を活かして棚田状に広がる露天風呂からは、別府湾を一望することができる。2004年頃からは韓国や台湾からの団体客を積極的に誘致し、観光事業の国際化のビジネスモデルのひとつとして注目されている。2010年12月、新温泉施設「ザ アクアガーデン」がオープンした。2012年6月にはウエディングホールも完成。. [read more]