Oita, Japan, page #31

滝尾駅(たきおえき)は、大分県大分市大字津守にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である。歴史当初は現在の滝尾駅よりもやや南の軒田と宮崎の中間で、現在の敷戸駅に近い位置に駅が設けられる計画だったが、当時、滝尾駅の周辺には製糸工場、酒造所、醤油工場等があり、工場関係者が燃料とする石炭の運輸のために地元住民に働きかけて期成会を結成して陳情を行うとともに、用地を寄付して現在の位置に駅を誘致した。1961年(昭和36年)に大分自動車専修学校が当駅の近くに移転してからは、学校の生徒でにぎわった。年表 1914年(大正3年)4月1日 - 犬飼軽便鉄道の大分 - 中判田駅間の開業に伴い開設。 1928年(昭和3年)12月2日 - 所属路線が豊肥本線に改称。 1966年(昭和41年)4月1日 - 業務委託化。 1971年(昭和46年)10月1日 - 貨物取扱廃止および無人化。 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承する。 2012年(平成24年)12月1日 - ICカード「SUGOCA」の大分地区でのサービス開始に伴い、当駅での供用を開始する。駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは構内踏切で連絡している。無人駅で出札口があるだけの駅舎(出札小屋)のほか、小屋の外に自動券売機がそれぞれ設置されている。この出札小屋は、日豊本線の別府大学駅で使用していたものを同駅新築により当駅へ再利用したもので、新しく書き直された下に薄く「別府大学駅」の文字を確認することができる。. [read more]