Kagoshima, Japan, page #208

維新ふるさと館(いしんふるさとかん)は、鹿児島県鹿児島市加治屋町にある資料館である。主に明治維新を中心に薩摩藩や日本の歴史についての展示を行っている。維新ふるさと館が立地する「加治屋町」は、明治維新から日露戦争までの期間に活躍した薩摩藩関係者の多くが加治屋町の出身者であったことから、歴史小説家の司馬遼太郎に「いわば、明治維新から日露戦争までを、一町内でやったようなものである」と評されている。代表的な出身者に維新の三傑と称されている西郷隆盛・大久保利通、日露戦争において日本を勝利に導き、「陸の大山、海の東郷」と称された東郷平八郎・大山巌、第16・22代内閣総理大臣である山本権兵衛がいる(詳細は「加治屋町の著名な出身人物一覧」を参照)。維新ふるさと館の近隣にはこれらの出身者の誕生地の碑が多く設置されている。沿革 1994年(平成6年)4月28日 - 開館。翌日より供用開始。 2008年(平成20年) - 薩摩藩出身の天璋院を主人公とした大河ドラマ『篤姫』放映の影響により年間入場者数が開館以来最高となる16万6千人を記録する。以降2011年(平成23年)の九州新幹線全線開通まで入場者数が増加傾向となる。2006年3月 全館リニューアル。. [read more]

谷山中央(たにやまちゅうおう Taniyama-Chūō)は鹿児島県鹿児島市の町名。谷山中央一丁目から谷山中央八丁目までが設置されており、全域で住居表示を実施している。人口は16,604人、世帯数は7,463世帯(2011年4月1日現在)。郵便番号は891-0141。また、住居表示実施の際に谷山中央五丁目から谷山中央八丁目までは地番整理が行われたが、谷山中央一丁目から谷山中央四丁目までは地番整理が行われなかったため旧番地のままとなっている。元は上福元町及び下福元町、谷山塩屋町の各一部で、藩制時代には谷山郷(外城)の麓であった。地理鹿児島市の南部、永田川下流域に位置している。町域の北方には上福元町、東谷山、小松原、南方には和田、西方には慈眼寺町、下福元町、西谷山、東方には卸本町、南栄がそれぞれ接している。藩政時代より現在の鹿児島市立谷山小学校に置かれていた谷山郷の地頭仮屋を中心とした麓を形成していた。廃藩置県後も1967年に谷山市が鹿児島市と新設合併するまでは谷山村、町制施行後の谷山町、市制施行後の谷山市の役所が設置され、鹿児島市となった現在でも鹿児島市役所谷山支所などが置かれ、旧谷山市の区域からなる谷山地域の中心部となっている。町域の中央を南北に国道225号が通り、北端部を指宿枕崎線が東西通っており、町域内には谷山駅が所在している。また、谷山駅前には谷山駅と国道225号の谷山駅前交差点間の50メートルほどを結ぶ鹿児島県道212号谷山停車場線がある。中央部には鹿児島市役所谷山支所や鹿児島市立谷山小学校、谷山サザンホール、北部の谷山駅周辺には鹿児島情報高等学校、西部には鹿児島県立鹿児島南高等学校及び鹿児島市立谷山中学校が所在している。. [read more]