広大な森の中を所有しており、その森の中で、自由に身体を動かし、飛び跳ね、遊ぶ、食べる、寝る、休む、語る、学ぶ事ができるように、様々な施設が複合的に設立されている。
具体的には、竹を利用したアスレチック施設や、温かみのある木を利用した貸別荘が2棟、その前でバーベキューも可能だ。その隣には、お酒を飲み語らいながら散策が可能な遊歩道まである。
周りには明るいものがないため、バーベキューしている家族友人の声を遠くに聴きながら、星を眺められる。
子供にとっては、はっきりとした境界線がない場所で遊ぶ体験が可能な点では、理想的ではないだろうか?特に近年は、どこからどこまでが道であり、ここまでの範囲が公園など区画がある場所で遊ぶものであるが、この場所は全体が森のために、自由に散策が可能だ。そして、中心がない、離散的に施設があるため、森が植物園のようになっている。
私自身が、一番感動したのは、夜のライトアップである。玄関入り口付近の香り高い健康的な緑の芝生の上にデザイン性の高い椅子や机が準備される。そのちょうど真上に蜘蛛の巣のように200個ほどの少し大きめのライト(光は弱い)が配備された非常に幻想的でショパンの夜想曲のような集詩的な空間が演出されている。
また、私が驚いたのは景色の良さである。
宿泊施設の2階のバルコニーに登るとそこから、淡路島の山々を全て見渡せるのだ。まるで山頂にいる鳥になった気分である。山々は漆黒としており、山を越えた瀬戸内海、大阪湾から反射された月の光が山の背後に控えて、後ろから照らされ、山と混じり合い、その上にまばらに置かれた星が見え、その近くにあった風が、こちらまでまで何の遮りもなく頬に当たる感覚が楽しむ事ができる。
都会の喧騒を忘れて、「休日」の中身を満たし、自分自身と向き合い、友人と向き合い、自分自身の時間を味わうために準備された最高の空間である。