Cafe - Indonesia, page #878

ジャカルタコタ駅(ジャカルタコタえき、)は、インドネシアのジャカルタ市の中心部に位置する鉄道駅である。当駅はジャカルタ都市圏の近郊路線網を構築するKRLジャボタベックの最も主要なターミナルであり、利用者数も非常に多く、特に朝・晩は多くの通勤・退勤客で混雑する。1870年開業という長い歴史を持つ当駅は、かつてはジャワ島内各地を結ぶ長距離列車のターミナル駅としてインドネシア鉄道史とともに長らく機能していた。しかし、1990年代後半より同駅発着の長距離列車は徐々に削減され、エグゼクティブクラス(一等車に相当)を主体とした優等列車はガンビル駅に、ビジネスクラス(二等車に相当)やエコノミークラス(三等車に相当)を主体とした低廉列車はパサール・スネン駅に、それぞれターミナル機能が移行されてきた。2015年6月までは西ジャワ州方面を結ぶエコノミー列車や、バンドゥンを結ぶ一部の優等列車など、少数の長距離列車が当駅を発着していた。2017年2月までチカンペックおよびプルワカルタへの普通列車が運行していたが、タンジュン・プリオク駅発着となった。現在では、長距離列車のターミナルとしての機能はほぼ無くなった。ただし、レバラン(イスラムの断食月、ラマダン明けの大型連休)などの多客期には当駅を始発・終着とした長距離臨時列車が運行されることもある。また、ガンビル駅を始発・終着とする一般列車の一部は当駅まで回送され、当駅構内の留置線で車内清掃および整備が行われる。この駅は19世紀末までBatavia Zuid(南バタヴィア)と呼ばれていた。またBataviasche Ooster Spoorweg Maatschapijの略でBEOS駅と通称されていた。英語のEast Batavia's Train Transportation Companyに相当し、東バタヴィア鉄道輸送会社のことである。建物駅はMatthew Lutczaを記念して1870年に建設された。彼は駅の名前に彼の名前を使われることを辞退し、代わりに彼のおじの名前を使うように要請した。駅は1926年に改装され、1926年8月19日に再開業した。1929年10月8日にオランダ人の総督A. [read more]