Park - Hong Kong, page #14

ヴィクトリアパーク(ヴィクトリア公園、、中:)は、香港の香港島東区にある公園。香港島北部の東区と湾仔区に跨る銅鑼湾と呼ばれる地区の一角にあり、北には維園道を挟んでヴィクトリア・ハーバー(維多利亞港)、南には高士威道(コーズウェイロード)を挟んで湾仔区の香港中央図書館に接している。鉄道では香港MTR港島線の天后駅が最寄りの駅となる。イギリス統治時代に建造された公園で、その名は同地に建てられたイギリス女王ヴィクトリアの銅像に由来している。歴史かつてはヴィクトリア・ハーバー内の銅鑼湾避風塘と呼ばれる避風塘があった場所である。1950年代になって同地が埋め立てられ、後の1954年8月に公園の建設が始まり、1957年10月に落成した。公園のシンボルでもあるヴィクトリア女王の銅像は、1897年に女王の即位60周年を記念して建てられたものであった。本国イギリスのピムリコで制作されたもので、最初は現在のに置かれていた。後の日本統治時代に一度銅像は持ち出され、軍事資材に転用するため鋳潰される予定にあったが、その前に終戦を迎え、銅像は香港政府に返還された。この銅像を建てるためにヴィクトリアパークは建造されている。公園概要敷地面積は19ヘクタールで、東区では最大規模の公園である。香港のメディアではしばしば面積比較の物差しとして、「ヴィクトリアパーク○個分」という表現が使われている。ヴィクトリア女王像が建つ高士威道にある正面入り口を始め、全部で17箇所の入口を備えている。正面入り口から入った両脇にはサッカーピッチがあり、その奥にはテニスコートや遊泳用プール、スケートリンク、ボウリンググリーン、その他スポーツ施設、ボート用プール、子供用区画、および広大な芝生広場が備わっている。中央のテニスコートは観覧席が設けられ、国際試合などでも使用されている。. [read more]