Stadium - United Kingdom, page #54

セント・ジェームズ・パーク は、イングランド・タイン・アンド・ウィア都市州・ニューカッスル・アポン・タインにあるサッカースタジアム。ニューカッスル・ユナイテッドFCのホームスタジアムとなっている。2000年代後半にはスタジアム命名権の売却先を探していたが、有力なスポンサーが現れなかったことから、2011年から2012年の間はスポーツ・ダイレクト・アリーナ に商標変更された。概要イギリス国内で6番目の収容人数(52,387人または52,409人)を持つ。1880年よりサッカーの試合会場として使用され、1892年以降はニューカッスル・ユナイテッドFCの本拠地として使用されている。その歴史を通じて、地元住民と地元施政者との間で増築に関しての衝突が起こっている。そのため、1960年代後半には少なくとも2度の移転計画が持ち上がり、1995年には近隣のLeazes Parkへの移転が計画された。2011年11月9日、命名権取得による宣伝効果をアピールするために、マイク・アシュリーオーナーが経営するスポーツ用品チェーンの名前を用いたスポーツ・ダイレクト・アリーナに試験的に商標変更された。2012年10月9日、ローン業者のウォンガ(Wonga)がニューカッスルのメインスポンサーとなり、スタジアムの命名権を取得したが、ウォンガはセント・ジェームズ・パークというかつての名称に戻す決定を下した。ニューカッスル・Uの本拠地としての使用以外にも、UEFA欧州選手権1996やロンドンオリンピックなどサッカーの代表戦の試合に使用されるほか、2015年ラグビーワールドカップなどラグビーの試合会場としても使用される。サッカーのチャリティマッチ、コンサート、映画やテレビドラマにおけるスタジアムの撮影地として使用されることもある。使用サッカークラブニューカッスル・Uはリーグ戦のホームゲームを常にセント・ジェームズ・パークで戦っている。1993年の増築の際にThe Gallowgate側にあったボードが撤去されており、2007年にはグラウンド面のコーナーフラッグ付近に赤色のデジタル時計表示が導入されたが、スタジアム内にはスコアボードや巨大スクリーンの類がない。代表イングランド代表が通常ホームとして使用するウェンブリー・スタジアムの再築中には、代わりのホームスタジアムのひとつとして使用された。2012年のロンドンオリンピックの際にはサッカー競技の会場として使用された。セント・ジェームズ・パークはUEFA欧州選手権1996の開催会場のひとつとなり、エランド・ロードと分担してグループB(フランス、スペイン、ルーマニア、ブルガリア)の試合が行われた。. [read more]